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ワークスモバイルとベンチャーリパブリック、LINE WORKSを利用した出張支援サービス「トラベルjp for Business」

 ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)と株式会社ベンチャーリパブリックは18日、ワークスモバイルのビジネスチャット「LINE WORKS」の専用チャットボットを通じて宿泊予約や移動手配などを行える出張支援サービス「トラベルjp for Business」を提供開始すると発表した。また、LINE WORKS販売パートナーである株式会社USEN Smart Works、ソフトバンク株式会社、株式会社凌芸社での販売も開始するという。

 ワークスモバイルでは2021年2月より、出張手配サービス「LINE WORKS トラベル(仮称)」をクローズドベータ版として提供してきたが、今回発表された「トラベルjp for Business」はその正式版。ワークスモバイルジャパンとベンチャーリパブリックとの協業のうえ、名称を変更して提供する。

 その「トラベルjp for Business」では、出張前・出張中・出張後に必要な手配や手続きを、LINE WORKSのトーク画面で実行可能。出張者がチャットボットの質問に回答していくだけで、国内外への移動に必要なチケット手配や宿泊予約などが行えるため、出張者や各種手配を代行する部門の手間を削減できるとした。

 なお、コロナ禍の企業においては、従業員の出張に対する「安全配慮」の重要性が高まっていることから、同サービスでは、出張手配専門のコンシェルジュが、各交通機関の混雑状況や座席占有状況、宿泊施設の新型コロナ対策状況を確認するなど、出張者の安全性を高める配慮をしながら出張手配を行うとのことだ。

 さらに、やむを得ない出張キャンセル時の取消料を補てんする出張キャンセルサポートにより、先行きの見えにくいコロナ禍における、金銭的なリスクを軽減するとしている(1出張/最大10万円まで、別途適用条件あり)。

 価格(税込)は、国内出張手配時が1出張手配あたり1100円、海外出張手配時が同3300円。なお、初期費用や月額の固定費用は不要で、出張の予約を確定するまでの見積もり作成機能は無料で利用できる。

 なお「トラベルjp for Business」は、LINE WORKSと連携する外部ソリューションを管理可能な「アプリディレクトリ機能」に追加される有償サービスの第1弾となり、アプリディレクトリ機能からサービスを有効化するだけで、簡単に利用開始できるとのこと。