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キヤノン、特大容量タンク搭載インクジェットプリンターのビジネス向け「GXシリーズ」を発表

 キヤノンは13日、特大容量タンク「GIGA TANK」を搭載したインクジェットプリンターについて、ビジネス向けの「GXシリーズ」を新たに展開し、新製品として2段給紙カセットでFAX機能搭載の「GX7030」と、1段給紙カセットでコンパクトな「GX6030」のカラー複合機2機種を5月中旬に発売すると発表した。

 新製品は、「GIGA TANK」の搭載により、インクコストはA4モノクロ文書1ページあたり約0.8円、A4カラー文書1ページあたり約2.2円を実現。別売りのブラックインクボトル1本分の容量でA4約9000ページ、カラーインクボトルではA4約2万1000ページの大量印刷ができる。同じく別売りのメンテナンスカートリッジも自分で簡単に交換でき、ダウンタイムを削減して高い生産性を発揮する。

 全色で新開発の顔料インクを採用し、小さな文字や両面印刷でも鮮明で裏写りが少なく、印字部にマーカーを引いてもにじみにくいため、書き込むことの多いビジネス文書にも適している。窓付き封筒やポスター、ラベル紙などの多様な用紙にも対応し、1台でさまざまな制作物が印刷できる。

 また、本体の横幅は、従来のビジネス用インクジェットプリンターと比較してスリム化し、店舗のカウンターや受付内のデスクなど限られたスペースにも設置できる。

 製品の価格はオープン。キヤノンオンラインショップでの販売予定価格(税込)は、GX7030が7万9750円、GX6030が7万2050円。

GX7030
GX6030