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NEC、AIを活用して自動で未整理データを分類する「データ自動仕分けサービス」を提供開始

 日本電気株式会社(以下、NEC)は2日、AIを活用して自動で未整理データを分類する「データ自動仕分けサービス」の提供を開始した。

 データ自動仕分けサービスは、企業が持つ大量の未整理のデータと分類したいカテゴリ情報を使って、AIが自動的にデータを仕分けするクラウドサービス。

 AIによりデータ仕分けの作業を自動化することで、人手で行うと数時間、数日かかる作業時間を大幅に縮減して、データ分析の高速化・効率化に貢献する。データ分析の頻度向上や鮮度の高いデータの活用が実現でき、迅速にマーケティング施策、商品開発へのフィードバックを可能とする。

 利用者は、「仕分け対象データ」と、分類したいカテゴリである「仕分け先データ」、正解の見本となる学習用「教師データ」をアップロードするだけで、自動で分類が行われ、簡単なデータ仕分け作業が可能となる。NECのAI技術群「NEC the WISE」の1つである独自の機械学習アルゴリズム「データ意味理解技術」を活用し、データの本質的な意味をAIで推定しながら分類を行うため、高速かつ高精度なデータ仕分けが実現できる。

 データ自動仕分けサービスの価格は月額50万円(税別)から。NECでは、今後3年間で20社への提供を目標とする。

データ自動仕分けサービス利用のステップ