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IIJ、Webサイトの改ざん検知と復旧を支援する「IIJ改ざん常時監視・復旧ソリューション」を提供開始

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は2日、Webサイトを常時監視し、改ざんを瞬間的に検知してサイトの迅速な復旧を支援する「IIJ改ざん常時監視・復旧ソリューション」を提供開始した。

 IIJ改ざん常時監視・復旧ソリューションは、監視対象のサーバーに監視ソフトウェア(エージェント)をインストールし、Webサイトを常時監視する。コンテンツファイルだけでなく、設定ファイル、システムファイルのOSイベントを常時監視することにより、変更・追加・削除が行われたと同時に改ざんを検知して、設定された宛先にメール通知する。

 改ざん検知後には、0.1秒以内にバックアップデータから自動復旧されるため、安心・安全にWebサイトを運用できる。

「IIJ改ざん常時監視・復旧ソリューション」のイメージ

 管理サーバーはIIJがクラウド上で運用し、サーバーの準備や運用、保守に関わる顧客の作業負荷を軽減する。顧客はIIJが提供する管理サーバーにアクセスすることで、Webサイトの監視や検知された改ざんの確認、バックアップの設定などが可能になる。コンテンツなどの重要な情報は顧客のWebサーバー上で管理され、クラウド上の管理サーバーに保存されることはないため、安心して利用できる。

 監視モードは、「通知」「復旧」「保全」の3つのモードから選択が可能。保全モードに設定することで、どんなファイルがアップロードされたのか、ファイル操作の履歴を記録し、不正にアップロードされたファイルの証拠保全を容易に行える。顧客は、フォルダごとに監視設定のオン/オフや用途に応じた監視モードのレベルを細かく設定できる。

 サービスの参考価格は、月額6万8000円(税別、2エージェント)から。