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富士通、セキュリティ対策を強化した13.3型ノート「LIFEBOOK U9311/F」など法人向けPC新製品を発表

 富士通株式会社は26日、富士通クライアントコンピューティング株式会社(以下、FCCL)製の法人向けノートPC、タブレット、ワークステーション、シンクライアント計11機種を発表した。

 ノートPCのLIFEBOOKシリーズ「U9311/F」「U9311X/F」「U7311/F」と、タブレットのARROWS Tabシリーズ「Q7311/FE」「Q7311/FB」は、インテルの第11世代CPUを搭載するとともに、新たにFCCLが独自開発したEndpoint Management Chip(以下、EMC)とセキュアBIOSを搭載し、BIOSにおけるウイルス・マルウェア対策を強化した。

 BIOSが攻撃を受けた場合にEMCが検知し、BIOSの改ざんがあった場合は速やかに自己回復する。また、不正利用対策として、指紋認証や手のひら静脈認証など生体認証にも対応する。これにより、リモートワークの増加などによる利用状況の変化に対し、安全・安心な環境を提供する。

LIFEBOOK U9311/F
フラップ式有線LANコネクター

 「LIFEBOOK U9311/F」は、筐体サイズの小型化と部材変更などによる軽量化により、15mmの薄さと738gの軽さを実現するとともに、直感的に利用しやすい新設計のフラップ式LANコネクターを採用。無線WAN搭載モデルは5Gに対応し、テレビ会議やテレワークなども快適に利用できる。また、「バックライト機能付きキーボード」を新規に搭載し、普段のオフィスよりも薄暗い場所でのキーボード入力も快適に行うことができ、自宅やオフィス、外出先など、さまざまなシーンにおける柔軟な働き方を支援する。

 製品の価格(税別)は、LIFEBOOKシリーズは13.3型の「U9311/F」が26万2400円から、13.3型のペン内蔵コンバーチブル「U9311X/F」が32万6800円から、15.6型の「A5510/F」が17万9600円から。ARROWS Tabシリーズは文教向けの「Q7311/FE」が16万4600円から、一般向けの「Q7311/FB」が16万5500円から。

 シンクライアント端末のFUTROシリーズは、13.3型ノート型で無線WANモデルの「U9311M」が20万6000円から、デスクトップ型の「S7010」が5万9600円から。デスクトップPCの「ESPRIMO D7010/F」は15万9600円から、PCワークステーションの「CELSIUS J5010」は23万3800円から。