ニュース

テラスカイ、ビッグデータとAIのコンサルティング会社「株式会社リベルスカイ」を設立

エンタープライズの情報活用促進を支援

 株式会社テラスカイは14日、クラウドのビッグデータ・AI利活用を推進するコンサルティング会社として「株式会社リベルスカイ」を設立したと発表した。デジタルトランスフォーメーション(DX)の主な目的となる「事業継続性確保」「働き方改革」の2本の軸で、企業を支援していくという。

 現在、多くの国内企業がデータ活用やAI機能を持つクラウドサービスの活用を検討しているものの、企業の多くでは、クラウドの専門技術を持つエンジニア人材や、企画を推進できるコンサルタント人材が不足しており、高度なデータ活用やAI機能の導入・活用が進みにくい現状になっているという。

 一方テラスカイでは、DXの推進過程、さらには実現後の効果検証において、クラウドを基盤にしたビッグデータ活用とAI技術の活用が有効と考えているとのことで、高まる企業ニーズに応えるため、今回、同分野の専門会社を設立した。

 そのリベルスカイでは、企業の事業継続性確保・働き方改革の推進に向け、Google Cloudのテクノロジーを用いたデータ活用・AI導入コンサルティングサービスの提供や、ゼロトラストモデルを軸としたデバイス系ソリューションの企画・構築サービスを行う計画だ。

 さらにソリューションの提供を通して、「AIやデータ活用による業務の効率化・最適化などのビジネスモデルの変革」「拠点やネットワークに依存しないセキュアでどこでも働けるデバイス環境の構築」といったDXで求められる課題を実現し、クラウドを用いた、事業継続性の高い次世代のIT環境へのシフトを支援するとしている。

 なおリベルスカイは、テラスカイグループにおける製造業や流通業などの大手企業のインテグレーション実績を生かして、エンタープライズマーケットを中心としたビジネス展開を図る考え。また、量子コンピュータ研究開発を行うグループ会社の株式会社Quemixと共同で、Google CloudのAI Platformにおける技術的な連携を推進するとのこと。