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インテック、データ分析基盤「Dataiku」の日本語版ガイドブックを無償公開

 株式会社インテックは23日、データ分析基盤「Dataiku(データイク)」に関する日本語版ガイドブック「プログラミングレスデータ分析のすすめ -Dataiku DSS ver.8対応 チュートリアル-」を作成し、無償で公開すると発表した。

 Dataikuは、各種のビッグデータ分析をより民主化し、多様な分析で効果的に実行するためのデータ分析基盤で、インテックは2017年よりDataikuの技術検証を開始。2018年には日本初の商用TeamサーバーライセンスユーザーとしてDataiku社と契約し、金融分野(投資意欲を判断する業務、ビジネスマッチング業務などの分析)、人事分野(在宅勤務アンケートでのフリーアンサー分析)など、多くのAI案件においてDataikuを使い、データ分析を行っている。

 また2019年6月には日本初のReferralパートナーとなり、Dataikuの先進性やデータ分析の有効性について、ユースケースなどを用いて多くの企業に紹介しているとのこと。さらに2022年までに、Dataikuによって自動化された分析工程と業務知識を活用する“シチズンデータサイエンティスト”を100名規模で育成することを目標にしているという。

 同社では、そうした活動の中で培ってきたノウハウなどを、2019年11月より技術情報共有サービス「Qiita(キータ)」に継続して投稿してきたが、今回、これまでの20を超える投稿コンテンツに加筆・再編集を施し、日本語版のDataikuガイドブックとして、Googleにて無償公開することにした。

 インテックは今後、このガイドブックを社内の“シチズンデータサイエンティスト”の育成に利用し、Dataikuスペシャリストとして企業のデータ利活用を支援していくとのこと。同社では、同ガイドブックが、顧客やパートナー企業がデータ分析のヒントをつかむきっかけになることを期待している。