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NTTテクノクロスの画像認識AIサービス「MoxiFinder」、目視確認作業のミス削減を支援
2020年11月26日 09:00
NTTテクノクロス株式会社は、企業の目視確認作業における省力化、ミスの削減を支援する画像認識AIサービス「MoxiFinder（モクシーファインダー）」を、12月中旬より販売開始すると発表した。
MoxiFinderは、スマートフォンや業務システムなどのカメラを対象商品・機器にかざすだけで、個数や型番、マニュアルなど、調べるのに時間がかかる情報を瞬時に表示するサービス。袋やパウチなど、元の形から変形しやすい物でも、AIが高精度に認識できるという。
一般的に、変形した対象物から元の物を認識させるには、膨大な量の画像データを学習させる必要があったが、NTT研究所が開発した「変形対応アングルフリー物体検出技術」を活用し、従来の10分の1程度の、最小限の学習データで正確な画像認識を行えるとのこと。
また、見た目の特徴が少ない物でも、AIが色や形、さまざまな特徴から複合的に認識するので、ラベルなどの目印がなくても認識可能。例えば、車の部品交換において、部品にタグやラベルがなくても、画像から認識し、交換すべき部品の特定にかかる時間を削減できるとした。
さらに、複数の物を混在させて撮影しても、それぞれを認識可能となっているため、物流倉庫での出荷検品や小売店での棚割りなど、複数の物がある場合でも、一括で認識・管理できるとのことだ。
