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OSK、SMILE Vの開発ツール「SMILE V CAB」をアップデート 会話形式入力モードや双方向システム連携を強化

 株式会社OSKは、統合業務パッケージ「SMILE V」の開発ツール「SMILE V Custom AP Builder」(以下、SMILE V CAB)の新版を発表した。「SMILE V 基準情報」の1機能として、11月20日より販売開始すると発表した。

 SMILE V Custom AP Builderは、SMILE Vの販売・会計・人事給与など、各種業務システムとは別に、個別要件に応じた新たな帳票や入力画面を追加できる開発ツール。今回の新版ではシステム連携機能を強化しており、急激に変化するビジネス環境下でも、コストや時間をかけずに、分断されたシステムや業務を統合できるようにしたという。

 まず、ブラウザ実行オプションの新しい入力形式として、モバイルシーンでも入力しやすい「トークモード」を搭載した。会話形式の親しみやすいUIであるうえ、フリーテキスト入力の形態素解析も可能なため、入力から単語を抽出し、適切な項目に自動セットなど、モバイル機器でも手軽に操作できる入力画面をアドオンできるとのこと。

トークモードの画面イメージ

 また、SMILE V CABで開発したシステムとSMILE V スケジューラとの双方向データ連携に対応。スケジューラから、スケジュールの日時などをセットした状態でSMILE V CABの入力画面を自動起動したり、SMILE V CABの入力画面の入力内容をスケジューラに自動反映したりすることができる。

 このほか、JSON形式のファイルとテキスト形式のファイルの、相互変換の設定が可能となった。これにより、外部システムやサービスとのAPI連携が容易となり、システムの拡張性が高まっている。

 SMILE V CABの含まれる「SMILE V 基準情報」の価格は10万円(税別)から。