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サイオスがOSS活用支援サービスを拡充、Apache Cassandraのサポートサービスを提供

 サイオステクノロジー株式会社は28日、オープンソースソフトウェア(OSS)のサポートサービス「サイオスOSSよろず相談室」において、大量データ処理のための分散データベース「Apache Cassandra」(以下、Cassandra)を対象に追加すると発表した。同社では、商用利用に関するサポートサービスを提供開始する。

 「サイオスOSSよろず相談室」は、2007年6月よりサイオステクノロジーが提供しているOSSサポートサービス。130種類以上のOSSを対象とした、カスタマイズ可能な有償サポートを提供している。

 今回、同サービスでサポートサービスを提供開始するCassandraは、Facebookのエンジニアによって開発された後、Apache Software Foundationのプロジェクトとなったオープンソースの分散データベース管理システム。分散型アーキテクチャで並行的にデータを処理することによって、従来主流とされてきたRDBと比較し、大量のデータを高速に処理することができる。

 ただし、RDBと同等のデータの整合性および耐久性を担保しながらデータベースを設計するには、Cassandraに特化した専門スキルが必要となるため、より多くの企業において、Cassandraを安心して利用できるよう支援するとしている。