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サイオス、OSSのIT自動化ツール「Ansible」の運用支援サポートサービスを提供

 サイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は16日、オープンソースソフトウェア(以下、OSS)のサポートサービス「サイオス OSSよろず相談室」において、IT自動化フレームワーク「Ansible」の運用支援サポートを提供開始した。価格は要問い合わせ。

 Ansibleは、多数のサーバーや複数のクラウドインフラを統一的に制御できる管理構成ツール。企業情報システムに必要な、アプリケーションおよびネットワークやロードバランシング、クラウドインフラに対する制御を含むシステムのデプロイメント、オーケストレーション、構成管理を容易に処理することができる機能を有し、アプリケーションライフサイクル全体を迅速に自動化できる。

 サイオスでは、企業向けのOSSサポートサービスを「サイオス OSSよろず相談室」として2007年から提供しており、80種類以上のOSSをサポートしている。今回、サポート対象OSSにAnsibleを加えることにより、OSSを活用したシステム運用にIT自動化フレームワークの導入を検討する企業が抱える技術的な不安、サポートに対する不安を解決する。また、より多くの企業が活用できるよう、Ansible単体のサポートサービスを「OSSよろず Ansible Support」として販売する。

 全社規模での情報システムの設定、構成、プロセスの自動化検討や、DevOps基盤を検討されている企業などに対しては、レッドハット株式会社が提供する「Ansible Tower by Red Hat」を、レッドハットおよびパートナーと連携し、技術支援も含めて提案する。「Ansible Tower by Red Hat」は、GUIによる管理ツールやジョブワークフロー、セルフサービス機能、権限/履歴管理、APIなどの機能が拡張されており、大規模環境での利用に適している。