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エプソン、ビジネス向けインクジェットプリンター新製品4機種を発表
2020年9月25日 06:00
エプソンは、ビジネス向けインクジェットプリンターの新製品として、本体に大容量インクタンクを搭載したエコタンク搭載モデルの「PX-S6710T」と、インクカートリッジモデルの「PX-M6011F」「PX-M6010F」「PX-M730F」の計4機種を10月8日に発売する。
PX-S6710Tは、低印刷コストで大容量インクのエコタンクを搭載した、A3ノビサイズの印刷に対応するカラーインクジェットプリンター。A4カラー文書が1枚あたり約2.0円、A4モノクロ文書が1枚あたり約0.8円の低印刷コストを実現。追加購入のインクボトルで、A4カラー文書はカラーインクで約6000ページ、ブラックインクは約7500ページの印刷に対応する。
幅515mm、奥行500mm、高さ350mmの省スペース設計で、印刷スタート後に自動で伸長する排紙トレイは、印刷ジョブのサイズ（A4とA3）を見分けて自動で伸長サイズを調整するため、狭小スペースでも利用が可能。前面からメンテナンスボックスの交換が可能なため、交換時にプリンター本体を動かす必要がなく、業務上でのダウンタイムも軽減する。
エコタンク搭載モデルに対応した顔料インク「DURABrite ET」を搭載し、耐水性が高く、濡れてもにじみにくいため、読みやすく、精緻なビジネス文書を印刷が可能。印刷スピードはA4カラー文書／モノクロ文書とも約25ipm、1枚目の印刷スピードはA4カラー文書／モノクロ文書とも約5.5秒の高速印刷が可能。耐久枚数も20万ページと高い耐久性を実現した。また、B6ハーフサイズの印刷にも対応し、小売業で使用するプライスカードなどが簡単に作成できる。
PX-M6011FとPX-M6010Fは、狭い店舗やバックヤードにも設置しやすいコンパクト設計と、ビジネスでも利用できる印刷スピードを兼ね備えたA3ノビカラーインクジェット複合機。PX-M6011Fでは、幅515mm、奥行450mm、高さ350mmで、従来機種（PX-M5081F）に比べて体積比で約24％削減、設置面積で約10％削減した。
また、両モデルとも、印刷ジョブのサイズ（A4とA3）を見分けて自動で伸長サイズを調整する排紙トレイを備え、前面からのメンテナンスボックスの交換に対応。印刷スピードはA4カラー文書約12ipm、モノクロ文書約25ipm、1枚目の印刷スピードはA4カラー文書約8.5秒、モノクロ文書約5.5秒。耐久枚数も15万ページと、高頻度の稼働を要求されるビジネスの現場に対応する。
PX-M730Fは、個人のデスクサイドや店舗カウンターなど、限られたスペースに設置しやすいA4カラーインクジェット複合機。従来機種のPX-M680、PX-M780Fとほぼ同じ、幅425mm、奥行379mm、高さ249mmのコンパクトサイズで、小売業、飲食業のバックヤードや、SOHOや在宅ワークなどに幅広く利用できる。
印刷速度はA4カラー文書約11ipm、A4モノクロ文書約21ipm、1枚目の印刷スピードはA4カラー文書約9.3秒、モノクロ文書約6.3秒。耐久枚数は8万ページで、ビジネスの業務に必要な基本性能を備える。
製品の価格はオープン。エプソンダイレクトショップでの販売価格は、PX-S6710Tが9万500円、PX-M6011Fが4万500円、PX-M6010Fが3万2500円、PX-M730Fが1万8000円。