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アライドテレシスのアクセスポイント「AT-TQ1402」、“ローミングレス”での快適な通信環境を実現可能に
2020年8月7日 11:58
アライドテレシス株式会社は7日、無線LANアクセスポイント「AT-TQ1402」において、ファームウェアの新版「Ver.6.0.1-3.1」をダウンロード提供開始すると発表した。移動しながら通信を継続できる、“ローミングレスサービスエリア”を簡単に構築できるようになるという。
AT-TQ1402は、IEEE 802.11a/b/g/n、802.11ac Wave2(2ストリーム)に対応し、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な小型の無線LANアクセスポイント。
今回のバージョンアップでは、新たに「AWC-SCL(スマートクラスター)」に対応する。これは、無線LANコントローラを利用せずに、最大5台のアクセスポイント間で情報を同期させ、同一チャンネルで提供される無線LANサービスエリアを構築する機能で、移動しながらでも安定した通信を行える、快適な無線LAN通信環境を容易に構築できるという。
外部のコントローラや追加ライセンスは不要で、AT-TQ1402の標準機能として利用可能。少人数で使われるサテライトオフィスや小売・飲食店など、小規模で導入予算を抑えながらも、利便性を高めたい場合に適しているとのことだ。
なお、各アクセスポイントは個別でシングルチャンネルモードを設定する必要があるものの、シングルチャンネル設定は、前回のファームウェアで対応した簡単設定画面から「シングルチャンネルモード」を選ぶだけで簡単に設定できるとしている。また、シングルチャンネルモードは5GHz帯のみのサポートとなる。