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兼松エレクトロニクス、クラウド型セキュアウェブゲートウェイを提供する米ibossとリセラー契約を締結

 兼松エレクトロニクス株式会社(以下、KEL)は4日、ゼロトラストセキュリティ基盤のひとつとして、セキュウェブゲートウェイサービス(以下、SWG)をクラウドで提供する米ibossとリセラー契約を締結したと発表した。

 SWGは、ウェブプロキシの持つアーキテクチャーを利用し、ユーザーのブラウザーにデータを転送する前にマルウェアなどの脅威を確認する仕組みを組み込んだもの。

 クラウドサービスで提供されているSWGの大半はリソース共有型のため、オンプレミスのウェブプロキシで実現していた機能が一部制限されてしまうケースがあるが、ibossが提供するSWGではコンテナ方式を採用しているため、リソース占有型でのサービス提供となり、オンプレミスのウェブプロキシに近い運用が可能になるとしている。

 KELでは、従来から販売していたリソース共有型SWGをリソース占有型SWGへシフトすることで、顧客の満足度をさらに向上させることを目指すとともに、ゼロトラストセキュリティへの推進を加速することができるとして、ibossとリセラー契約を行ったと説明。ibossのSWGを、顧客のDX推進に不可欠なゼロトラストアーキテクチャーに準じたセキュリティ支援「KEL Zero Trust Security Solution」の中心としつつ、「KEL Security as a Service Lineup」の拡充を図っていくとしている。