ニュース

富士ゼロックス、操作性や利便性を向上させた「ApeosPort」複合機・プリンター22機種を発売

 富士ゼロックス株式会社は3日、デジタルカラー複合機およびプリンター「ApeosPort/ApeosPort-VII/ApeosPort Print」シリーズ9商品・22機種を8月5日に発売すると発表した。

 新製品では、各機種のサイズに応じて、スマートフォンのような操作が可能な10.1/7/5型の操作パネルを搭載。操作画面のアイコンをドラッグ&ドロップで配置変更できるなど、直感的な操作が可能なユーザーインターフェイスを備え、よく使う機能や設定をワンタッチアプリで登録すれば、アイコンを押すだけで登録した業務を開始できる。共通の操作画面のほか、個人認証後の操作画面もカスタマイズできるため、個々のユーザーの操作性・利便性を向上する。

 FAX機能では、受信したFAXを親展ボックスに保存できる「ペーパーレスファクス」機能を備え、FAX文書を紙に出力せずにPC・モバイル端末へ転送できる。電子化されたFAX文書は、送信元情報に基づいて自動的に受信日・担当者別に振り分けられる。受信したFAXを、在社時は紙に出力、帰宅後はメールに転送など、曜日・時間ごとの設定にも対応し、ボタンひとつで設定を簡単に切り替えられるため、急な外出時や緊急時でもPC・モバイル端末から受信したファクスを確認できる。

 スキャン機能では、定型業務およびスキャン文書の種類をアイコンで登録し、登録したアイコンごとにスキャン文書の保存形式やファイル名称付与のルールをあらかじめ設定できる機能を搭載。登録したアイコンを押すだけで、設定したルールに基づいてスキャン文書を適切な保存先に自動的に格納でき、仕分けやリネーム作業が不要となり、必要な文書を簡単に検索できる。

 セキュリティ面では、米セキュリティ対応基準の「NIST SP800-171」に準拠。NIST SP800-171は、米国政府機関との取引企業はもとより、グローバルにビジネスを展開する企業でも広く求められる可能性があるセキュリティガイドラインとなる。また、TLS 1.3に対応し、ネットワーク通信の暗号化を強化した。

 さらに、多様化・巧妙化を続けるさまざまなセキュリティ脅威に対応すべく、これまでのセキュリティ機能に加えて、機器に蓄積されているデータの改ざん防止機能を搭載。情報漏えいに繋がるファームウェア改ざんを起動時に検知するプログラム診断と、稼働時のウイルス感染・不正アクセス防止により、情報を保護する。また、機器の設定情報をクラウド経由でバックアップしておくことで、機器の入れ替えや不測の事態が発生した場合でも、速やかな復旧を可能とする。

 連携機能については、「Portable UI for Business」アプリケーションにより、コピー、ファクス、スキャンなどの基本操作を、モバイル端末で事前に設定し、複合機に直接触れなくてもモバイル端末をかざすだけで、ジョブをスタートできる。また、出力先に選んだ機器が使用中でも、空いている別の機器から出力する機能を提供するサーバーレスオンデマンドプリントを全機種導入可能。さらに、複数のクラウドストレージサービスと複合機をひとつのインターフェイスで接続するCloud Service Hubとの連携により、顧客のクラウド活用を促進する。

 製品の標準価格(税別)は、コピー・プリント・スキャン・ファクス機能搭載で1パス両面自動読み取り・重送検知を備える「ApeosPort C7070(Model-PFS)」が419万円、コピー・プリント・スキャン・ファクス機能搭載で1パス両面自動読み取りを備えるA4カラー複合機「ApeosPort-VII C4422」が75万円、印刷速度がカラー/モノクロ毎分55枚のA3カラープリンター「ApeosPort Print C5570」が46万8000円など。