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三井情報、FRONTEO、ASEFの3社、金融機関向けにコンプライアンス・リスク管理支援サービスを提供

音声認識とAIによるテキスト解析で膨大な音声データの解析を支援

 三井情報株式会社(以下、MKI)、株式会社FRONTEO、株式会社ASEFパートナーズ(以下、ASEF)の3社は10日、金融機関を中心とした、接客応対現場のリスク管理を進める企業に向け、AIを活用したコンプライアンス・リスク管理支援サービスを提供開始したと発表した。

 このサービスは、金融機関の窓口、電話、コールセンターなど接客応対において録音された音声データをテキスト化し、コンプライアンス違反のリスクがあるかどうかを抽出するサービス。

 膨大な音声データを音声認識システムでテキスト化し、AIを使用したテキスト解析でコンプライアンス違反のリスクがあるやり取りなどを抽出するとともに、解析結果を基にコンサルティング会社がレポート化するところまでをワンストップで提供する。

 テキスト解析には、自然言語処理技術を利用したFRONTEOのAIエンジン「KIBIT」を活用。音声認識システムとともに三井情報が導入を支援する。また、解析結果のレポート化とコンサルティングをASEFが担当するとのこと。

 3社では、膨大な接客応対の記録を漏れなく瞬時にチェックし、金融機関の実情に沿ったリスク管理の提案として届ける同サービスの提供を通じて、金融機関の接客応対現場におけるコンプライアンス・リスク管理体制の確立を支援するとアピールしている。

各種情報の見える化と分析までの一例