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CAC、DB移行支援サービスに「DBアセスメントメニュー」を追加

移行検討の初期段階で移行・運用のコストや課題を早期に把握

 株式会社シーエーシー(以下、CAC)は6日、Amazon Web Services(AWS)導入・活用を支援するクラウドサービス「enterpriseCloud+(eC+)」で提供している「DBマイグレーションサービス」において、「DBアセスメントメニュー」を追加したと発表した。

 CACでは従来、「DBマイグレーションサービス」として、PoCフェーズと移行フェーズの構成でAWSへのデータベース移行を支援してきたという。しかし、これからクラウド利用を検討する企業、またすでにAWSを利用してオンプレミスから移行中の企業からは、「クラウドへデータベースを移行したいが、コストはどのくらいか」「データベースの保守料金を抑えたいが、他のデータベースに移行可能か」といった相談が増えてきたとのこと。また、クラウド移行を検討する企業が増える中、PoC実施の前に、より低額・短期に移行効果を予測したいというニーズも高まっているという。

 そこで今回は、そうした企業におけるデータベース移行への不安を解消し、効果的なDB移行を支援するため、「DBアセスメントメニュー」を新たに提供する。メニュー構成としては、現状のシステム状況を分析し、移行先データベースを検討・評価する「簡易診断」、実機を利用してデータベース性能を簡易検証する「DB検証」、本番データ相当の移行検証により、移行時間の計測や課題抽出を実施する「データ移行検証」の3つを用意した。

 これらのサービスを利用することにより、企業のインフラ担当者は、データベース移行検討の初期段階で移行・運用のコストや課題を早期に把握し、より効率的なデータベース移行検討が可能になるとしている。

 所要期間と価格(税別)は、「簡易診断」が7営業日から、50万円から。「DB検証」が3週間から、90万円から。「データ移行検証」が1.5カ月から、210万円から。