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アシスト、企業のアジャイル開発への取り組みを支援する「アジャイル価値共創サービス」提供

 株式会社アシストは2日、企業のアジャイル開発への取り組みを支援する「アジャイル価値共創サービス」の提供を開始した。

 アジャイル価値共創サービスは、アジャイル開発を初めて取り入れる企業から標準化して全社的に普及させたい企業までを対象にした段階的なサービス。各開発プロジェクトの置かれている状況に応じて、取り組み方などを解説する勉強会の開催から、アジャイル開発の体験、プロジェクトを成功に導くための支援までを提供する。

 「知る」「ためす」「実践する」「標準化する」という4段階で、オープンソースも活用しながら、「勉強会」「ハンズオン」「共同技術検証」「バリューストリームマップ作成支援」「スタートアップ支援」「スクラムガイド作成支援」の6コースを提供し、顧客企業のビジネスに即応かつ貢献できるサービス開発を支援する。

 アジャイル勉強会は、アジャイルとは何か、どこから取り組むかなどを解説する勉強会。期間は1日で、価格は無償。

 アジャイル・ハンズオンは、デファクトと呼ばれるオープンソースを使い、仮想のプロジェクトを題材として、Pythonを利用した簡易なウェブアプリケーション開発など、実際のアジャイル開発プロセスをハンズオン形式で体験する。オンサイト・オフサイトどちらも実施可能。期間は2日間で、価格は50万円(税別、以下価格はすべて税別)。

 共同技術検証サービスは、社内PaaS(統合開発環境)の企画、設計、実装、運用自動化を前提としたオープンソースの共同検証など、アジャイルな開発プロセスを構築する際の技術的な課題を共同で検証・解決する。実施はオンサイトで、期間は1~3カ月。価格は月額120万円から。

 バリューストリームマップワークショップは、開発リードタイムを短縮するためにバリューストリームマップの作成を支援する。既存の開発プロジェクトの場合は、開発プロセスの可視化・ボトルネックの洗い出し、ボトルネックに対する改善策の共同検討・提案を、新規プロジェクトの場合は、既存の開発プロセスをベースにした制限や制約の洗い出し、本番デプロイが可能な開発プロセスの共同検討などをオンサイトで実施する。期間は1日で、提供価格は50万円。

 スタートアップ支援サービスは、アジャイルプロジェクトの準備期間からメンバーとして参画し、プロジェクトのファシリテーション、開発メンバーへの技術的支援、プロダクトオーナーへの教育など必要な支援をオンサイトで実施する。期間は3カ月から、価格は月額120万円から。

 スクラムガイド作成支援サービスは、アジャイル開発の成功率を高めるためのガイドライン作成を支援する。オンサイトでの実施で、期間は3カ月から。提供価格は月額120万円から。