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アステリア、Garoonと他システムとを連携させる「ASTERIA Warp」用アダプターを提供

 アステリア株式会社は2日、自社のEAIツール「ASTERIA Warp」を利用し、サイボウズ株式会社のエンタープライズグループウェア「Garoon(ガルーン)」を連携させる「Garoonアダプター」を、同日より販売開始すると発表した。価格は月額2万円(税別)から。

 「Garoonアダプター」は、Garoonと社内システム、SFA/CRM、その他クラウドサービスなどとのデータ連携を、ASTERIA Warpを介してノンコーディングで行えるアダプター製品。Garoon上の、スケジュール、ワークフロー、施設情報、在席情報、組織/ユーザーなどの情報を他システムと連携させることができる。

 また、サイボウズの業務アプリ連携クラウド「kintone」との連携アダプターを併用し、情報を自動で取得してひも付ければ、Garoonとkintoneアプリ間での、よりシームレスな連携も実現可能になったとしている。

 アステリアによれば、Garoonと外部システムの連携は、従来はSOAPベースの複雑なAPIを利用する必要があったという。しかし2018年に実施されたGaroonのREST APIの対応開始や、近年の大幅なAPIの拡張を受け、さまざまな業界でのシステム連携が広まっているとのことで、そこで今回、ASTERIA Warpの利用価値が高まると考え、専用アダプターを開発したと説明した。