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村田機械、中小規模オフィス向けUTMアプライアンス「TM-BOX」新機種
2020年5月28日 11:00
村田機械株式会社は27日、中小規模オフィスのネットワーク環境のセキュリティ強化をサポートするUTMアプライアンス「TM-BOX」シリーズの新製品「TMB-1550/TMB-1530」を、ムラテック販売株式会社を通じて6月下旬から販売すると発表した。
TMB-1550/TMB-1530は、2018年に発売した「TMB-750/TMB-730」の後継機で、スループットが前機種の約2倍となり、パフォーマンスが大幅に向上したことで、よりストレスの少ない通信が可能になった。
また、新機能の管理者向けモバイルアプリ「WatchTower」により、タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末からオフィスのネットワーク状況を手軽に確認できるようになった。ネットワーク攻撃を検知・駆除するとリアルタイムで通知するとともに、TM-BOXに接続されたネットワーク端末を一覧で見ることができ、不審な端末の接続が無いかを確認できる。
UTMエンジンには、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ製のエンジンを使用し、必要な機能をオールインワンで提供。中小規模事業所向けにパフォーマンスを最適化した、導入しやすい構成となっている。
製品の主な仕様は、TMB-1550のファイアウォールスループットが2000Mbps、脅威対策スループットが450Mbps、VPNスループット(AES-128)が1300Mbps。TMB-1530のファイアウォールスループットが1500Mbps、脅威対策スループットが340Mbps、VPNスループット(AES-128)が97Mbps。
共通仕様として、ネットワーク端子がWAN側1ポート、LAN側5ポート(いずれも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応)。本体サイズが210×160×37.5mm。重量が0.43kg。
価格(税別)は、TMB-1550の5年ライセンスモデルが100万円、6年ライセンスモデルが111万8000円。TMB-1530の5年ライセンスモデルが73万8000円、6年ライセンスモデルが82万4000円。