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kintoneデータの外部公開サービス「kViewer」、ダッシュボード機能などを追加

 トヨクモ株式会社は25日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」と連携して利用するデータの外部公開サービス「kViewer」に、ダッシュボード、デザインテンプレートの両機能を追加したと発表した。

 kViewerは、kintoneアプリに登録されたデータを、外部に公開するための連携サービス。これを利用すると、kintoneのライセンスを保有していないユーザーでも、kintone内の情報をリアルタイムに閲覧できるようになるという。

 今回追加されたダッシュボード機能は、kintoneで管理するあらゆるデータやグラフを、1つの画面で集約・分析可能にする機能。ドラッグ&ドロップの簡単な操作で、複数のビューやラベルを自由に配置し、利用用途にあわせたグラフィカルなビューを短時間で作成できる。こうして、複数のビューを一画面に表示することで、状況を一目でリアルタイムに把握可能になるとのこと。

 なおダッシュボード機能は、今回新設された最上位プランのプロフェッショナルコースで利用できる。

 一方のデザインテンプレート機能では、理想のデザインとなるビューを、テンプレートストアよりダウンロードしてファイルをインポートするだけで、簡単に作成可能になるという。この機能は、プレミアムコースとプロフェッショナルコースで利用でき、追加費用は特に必要ない。

 なお今後は、近日中に「高度なグラフビュー」を実装する予定で、kintoneでは実現できない2軸グラフなどの作成を行えるようになるとのことだ。こちらは、プロフェッショナルコースでの対応が予定されている。

 kViewerの価格(税別)は、プレミアムコースが月額1万5000円、プロフェッショナルコースが月額2万4000円。このほか、月額6000円のライトコース、月額9000円のスタンダードコースも提供されている。