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ニフクラ ベーシックホスティング、バックアップ機能とファイル更新通知機能を追加

 富士通クラウドテクノロジーズ株式会社は20日、レンタルサーバーサービス「ニフクラ ベーシックホスティング」における新機能として、「バックアップ機能」と「ファイル更新通知機能」を追加した。両機能とも、利用にあたり追加料金は発生しない。

 富士通クラウドテクノロジーズでは、ニフクラ ベーシックホスティングの機能強化として、4月1日にウェブディスク容量を10GBから300GBへ増量。さらに今回、バックアップ機能とファイル更新通知機能を追加した。また、これらの機能追加やサービス内容の強化に伴い、サービスサイトもリニューアルした。

 バックアップ機能は、1日1回・最大15世代分を自動でバックアップする機能。任意のタイミングでデータのバックアップを実施することも可能。バックアップしたデータが必要な場合には、コントロールパネルより申請することで、有償(1回あたり9000円)で顧客の環境へデータを配置する。ウェブサイトの更新業務中の不具合が発生した場合の切り戻しとして利用することで、作業工数の削減につなげられる。

 ファイル更新通知機能は、ウェブ環境におけるディレクトリ内のファイルの追加・更新・削除の有無に関する状況を1日1回チェックしてレポートする機能。チェック結果は、コントロールパネルへ表示するほかにもメール配信で通知する。身に覚えがない更新などを検知するためのセキュリティ保全として利用できる。

 また、レンタルサーバー導入時に、ウェブ制作会社へ対する依頼方法が難しいなど、顧客の課題を解決するために、富士通クラウドテクノロジーズが保有する全国100社以上のパートナーネットワークを活用した「Webサイト制作の代行業務」を受け付ける。

 さらに、ニフクラ ベーシックホスティングを活用したウェブサイト制作を実施したいという企業に対して、卸料率を適用させた上で、契約件数に応じた価格でサービスを提供する「再販プログラム」を提供する。