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クラウドエースとDACが提携、Google技術の活用をサポートするコンサルティングサービスを提供

Googleプラットフォームを利用したマーケティング活動を支援

 クラウドエース株式会社は30日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下、DAC)と協業し、Googleの技術活用に特化したコンサルティングサービスを4月より提供開始すると発表した。なお、この新事業は、クラウドエースの親会社である吉積ホールディングス株式会社とDACが設立した合弁会社「D.Table株式会社」が実施するとのこと。

 データドリブンマーケティングが推進される昨今では、自社で保有する顧客データを統合管理する基盤として、CDP(Customer Data Platform)構築の需要が高まっており、日本市場においては、Google広告との連携のしやすさや費用対効果の観点から、Google Cloud Platform(GCP)を活用したCDP開発のニーズが増加しているという。

 一方では、開発にかかる設計スキルの向上や人的リソース不足の解消、構築後の活用などが課題として挙げられているとのこと。

 こうした背景から、クラウドエースが持つGCPの導入支援実績と、DACが持つ国内におけるGoogleマーケティングプラットフォーム(GMP)の導入支援実績をそれぞれ生かし、Google技術の活用をサポートするコンサルティングサービスの提供を決めたとのことだ。

 事業主体となる新会社D.Tableでは、クラウドエースとDAC両社の強みを生かして、各企業のニーズに応じ、デジタルマーケティングとデータ基盤構築の両面から、GCPとGMPの活用に関するコンサルティングサービスを提供する。

 また、クラウドエースがGCPでデータ分析基盤を構築してきたノウハウを生かして、顧客の独自データ、またDACが保有するDMP「AudienceOne」をはじめとする多様なデータソースを連携させるとともに、Google Cloudの機械学習やデータ分析を活用したデジタルマーケティングの支援も強化するとしている。