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日立ソリューションズの「PC自動シャットダウンシステム」、容易な導入・運用を実現するBasic Editionを提供

 株式会社日立ソリューションズは、残業時間を適切に管理するため、指定時間にPCを自動シャットダウンするシステム「PC自動シャットダウンシステム」の製品ラインアップに、「同 Basic Edition」を追加し、3月27日より提供を開始すると発表した。価格はオープン。

 PC自動シャットダウンシステムは、設定された時刻にPCを自動シャットダウンすることで、PCの利用を抑止し、時間外労働の上限規制への対応を支援するソフトウェア製品。シャットダウン以外に、ログオフ、画面ロック、警告画面表示を行うこともできる。また、ワークフローシステムでの就業時間の延長申請・承認が可能で、上長に就業時間の延長を申請し、承認されることにより、PCの利用時間延長を行えるとのこと。

 今回提供する「Basic Edition」は、特定時刻以降のPC利用抑止という基本機能に特化した新製品。残業申請ワークフロー機能を省くことにより、従来は導入が必要だったサーバーを不要にしており、管理者がスタートアップガイドや取扱説明書を見れば、導入・運用をスムーズに行えるという。

 管理者が設定した時刻を過ぎるとPC停止のカウントダウン表示が始まり、PCを自動シャットダウンすることが可能。さらに、翌朝までの間にPCを起動しログインしても自動的にシャットダウンが行われるため、社員個人の判断による時間外労働を抑止できるとした。

 なお、どうしてもPC利用の延長が必要な際は、管理者が当日のみ有効なシャットダウン解除キーを発行し、社員がPC上で入力することにより、シャットダウンを解除できるとのことだ。

 さらに従来の製品と同様に、社内ネットワークにつながっていないPCについても特定の時刻以降の利用抑止が可能。外出の多い営業職や現場監督、在宅勤務をしている社員など、上長の目が届かない場合でも時間外労働の抑止を支援できるとしている。

 シャットダウン対象PCは、Windows 10/8.1に対応。管理者用PCはWindows 10に対応する。