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クロスポイントソリューション、エフセキュアのEDR製品向けマネージドサービスを提供

ウイルス対策製品のサポートサービスも

 株式会社クロスポイントソリューション(以下、CP-SOL)は24日、フィンランドF-Secure(以下、エフセキュア)と協業し、日本国内でエフセキュアの企業向けマネージドEDR(Endpoint Detection and Response)サービスと、同社のウイルス対策製品に関するサポートサービスを提供すると発表した。なお、提供開始は4月1日を予定している。

 EDRのマネージドサービスは、エンドポイント型EDRソリューション「F-Secure Rapid Detection&Responce(RDR)」が対象。F-Secure RDRでは、エンドポイントに導入されたセンサーによってイベントデータをエフセキュアのクラウドへアップロードし、リアルタイム行動分析とBroad Context Detection技術を用いて悪意のある行動パターンを判別して、攻撃を見極めている。

 CP-SOLのマネージドサービスでは、このF-Secure RDRによってリスクレベルが高いアラートが検知された場合に、ユーザー企業の担当者へ通知するほか、感染端末の隔離や、アラート内容に関する問い合わせなどに対応するとのこと。

 具体的なサービスとしては、中小企業向けの「Level 1」から、中堅企業向けの「Level 2」、大企業向けの「Level 3」まで、3種類がレベルが用意されており、それぞれ対応内容が異なっている。

 一方、ウイルス対策製品のサポートサービスは、「F-Secure Protection Service for Business(PSB)」が対象。基本機能や設定変更、製品動作に関する問い合わせや、アラートについての問い合わせに対応するとのことで、主に中小企業向けの「Level 1」を想定している。

 なおCP-SOLは今後、独自セキュリティサービス、F-Secure RDRとCP-SOLクラウド型エンドポイントマネジメント(MCSGLOBAL)の連携によるEDR付加価値サービスなどを順次リリースしていく予定だ。