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CDataのクラウドデータ同期ツール「CData Sync」新版、同期レコードの突合機能などをサポート

 CData Software Japan合同会社(CData)は10日、SaaSデータをRDBやクラウドデータウェアハウス(DWH)にデータ統合する「CData Sync」において、新機能をリリースしたと発表した。

 CData Syncは、クラウドサービスのデータを、ローカルデータベースやクラウドデータベース/データストアにノンプログラミングで同期するソフトウェア。今回は、既存テーブル・カラムへのマッピング機能や同期レコードの突合機能が追加された。

 前者では、従来のCREATE TABLEに加えて、指定テーブルの特定のカラムに対し、同期データをマッピングできるようにした。既存テーブルへの書き込みや、複数データソースから単一テーブルへのデータローディングに活用できるという。

 また後者では、CHECKCACHE設定を利用することで、データソースから同期先にデータを同期させた後、データソースと同期先テーブルを比較し、差分が検出されると、自動的に同期先テーブルへのデータ追加・更新・削除を行うことができる。

 このほか今回はデータの同期先が拡充され、Apache Kafka、SAP HANA、Azure Blobなどが新たに選べるようになった。