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デル、三田のオフィス内に「Dell Technologies AI Experience Zone」を設置

企業のAI導入促進を図る

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社の2社(以下、Dell Technologies)は19日、企業のAI導入を促進するため、東京都港区三田のオフィスに「Dell Technologies AI Experience Zone」を開設したと発表した。

 「AI Experience Zone」は、既存のカスタマーソリューションセンター内に設置され、AI分野におけるDell Technologiesの経験とノウハウ、テクノロジーへのアクセスを提供することが目的。AIテクノロジーと先進技術への理解を深められるように支援するほか、AIソリューションのデザイン、および展開について実践的なハンズオンを行いたいと考えている顧客、ならびにパートナー企業に対して、オープンな環境を提供するという。

 また、HPCおよびエコシステムをいかに活用し、さまざまな業界で企業が直面しているビジネス上の課題、および機会に対応していけるのかを体験できるとのこと。具体的には、同社のHPCポートフォリオを活用したテクノロジーデモにより、どのようにサンプルデータセットを処理してインサイトを引き出すのか、また、Xeonスケーラブルプロセッサを基盤としたDell Technologiesのソリューションスタックが、どのようにAI主導のエクスペリエンスを提供するのかを、分かりやすく理解できるとした。

 なおハードウェアは、NVIDIAのGPUを搭載する最新世代の「Dell EMC PowerEdge」サーバーと、同社のストレージ、ネットワーク機器が配備されるほか、ソフトウェアとして、インテルが開発したオープンソースAIソフトウェア、AIエコパートナーのソリューションも配備される。