ニュース

パロアルトとTMI P&S、セキュリティマネジメントフレームワークの導入支援サービスで業務提携

 パロアルトネットワークス株式会社(以下、パロアルト)とTMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社(以下、TMI P&S)は19日、サイバー攻撃から経営を守るためのセキュリティマネジメントフレームワークの導入支援サービス「SMO(Security Management Office)イネーブルメントサービス」において、データ保護規制対応の観点での支援に関する業務提携を開始したと発表した。

 パロアルトでは、多くの企業がサイバーセキュリティや法規制の観点でのリスク評価や対策が遅れているという課題に対して、ビジネスの計画段階からサイバーセキュリティを一気通貫で適応するセキュリティマネジメントフレームワークのSMOを開発。SMOの導入を含めて、経営視点でのセキュリティ強化を支援するSMOイネーブルメントサービスの提供を2019年12月に開始した。

 業務提携では、企業顧客にセキュリティプラットフォームを提供するパロアルトのセキュリティテクノロジーおよびセキュリティエンジニアリングの知見と、TMI P&Sが持つGDPRやCCPA、中国サイバーセキュリティ法など国内外のデータ保護規制対応と情報漏えいインシデント対応の知見を融合することで、経営層と実務層が一体となって、法的・技術的な観点でのビジネスリスクも含むサイバーセキュリティを解決するSMOの創設を支援する。

 また、企業においてSMOが創設された以降も、両社でSMOの継続的な運用を支援するアドバイザリを提供することにより、継続的なセキュリティ体制の維持・強化を実現する。