KDDIとAXLBIT、5G時代のリカーリングビジネス支援に向けた資本業務提携を締結

　KDDI株式会社とAXLBIT株式会社は6日、法人顧客のリカーリングビジネス支援を目的に、資本業務提携を締結したと発表した。提携により、KDDIは2月14日をめどにAXLBITが発行する株式の一部を取得し、持分法適用関連会社化する。

　AXLBIT（アクセルビット）は、サブスクリプション型サービスの提供に必要となる顧客管理、契約管理や課金・請求管理機能などを提供するソリューション「AXLGEAR」や、SaaSビジネスを支援する「AXLBOX」などを展開するソリューションシステム提供会社。

　KDDIでは、近年、利用者がモノを買い取るモデルから、継続的な利用形態であるサブスクリプション型への移行が進んでいるが、5G時代においてはデータと価値提供が循環するリカーリング型へ進化すると考えられていると説明。KDDIとAXLBITは、5G時代におけるリカーリングビジネスのさらなる拡大を見据え、AXLBITが有するサブスクリプション型サービスの管理・運用に関するアセットと、KDDIが有する法人のお客さまへのサービス提供実績と知見を生かし、リカーリングビジネスの提供に必要となる新たなプラットフォームを開発するとしている。

　開発したプラットフォームは、両社のパートナー企業へ提供するとともに、KDDI自らのリカーリングビジネス基盤として活用することで、法人顧客がさまざまなSaaSやIoT商材を安心して活用できるようサポートし、顧客の働き方変革やデジタルトランスフォーメーションによる事業拡大に貢献していくとしている。