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リコー、紙文書の電子化から保管・廃棄までをサポートする「リコー ドキュメントライフサイクルサービス」を提供

 リコージャパン株式会社は3日、「契約書」や「企画書」などの文書を電子化し、文書の保管から廃棄までを業務委託として請け負う「リコー ドキュメントライフサイクルサービス」を2月20日から提供すると発表した。

 リコー ドキュメントライフサイクルサービスは、紙文書の電子データ化、紙文書の保管・管理、電子データ化した文書のクラウド共有サービスの3つの機能から、顧客が必要な機能を組み合わせて提供する。

「リコー ドキュメントライフサイクルサービス」

 紙文書の電子データ化では、既存文書を一括で電子データ化する「初期分電子データ化」と、日々発生する新規文書を継続的に電子データ化する「継続電子データ化」の2つの機能を提供する。

 紙文書の保管・管理では、顧客から預かった紙文書の原本を文書専用倉庫で保管し、保存期間が満了した紙文書は廃棄・リサイクルする。文書専用の耐震耐火の倉庫で保管するため、原本の紛失リスクを低減するほか、オフィススペースの有効活用に貢献する。

 さらに、クラウド上の文書管理システムに電子データ化した文書を保管することで、社内外から文書の検索や閲覧ができ、リモートワークにも対応する。

 リコー ドキュメントライフサイクルサービスの価格は個別問い合わせ。参考価格は、初期(既存)数量2000件・2万ページ、月次発生数量20件・200ページで、原本の保管・管理と情報共有サイトの提供、初期分電子データ化と継続分電子データ化を実施した場合で、初期費用100万円程度、月額費用15万円程度。