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ヤマハのマイクスピーカーシステム「YVC-1000」、「Zoom Rooms」の認証を取得

マイクミュートやスピーカーボリュームなどの操作連動が可能に

 ヤマハ株式会社は15日、Web会議などで利用するマイクスピーカーシステム「YVC-1000」が、Zoom Video Communications(以下、Zoom)のWeb/ビデオ会議ソリューション「Zoom Rooms」の認証を取得したと発表した。

 YVC-1000は、中規模~大規模会議をカバーできるマイクスピーカーシステム。スピーカーを備えた本体からマイクが分離されているため、スピーカーをモニターの近くに置いて映像との一体感をもたせつつ、マイクを参加者の近くに置いて、声を相手に伝えやすくすることができる。また、マイクは標準添付のものを含めて最大5つまで拡張でき、最大で40人までの規模に対応可能という。

YVC-1000

 また、Skype for Business向けマイクロソフト認定モデル「YVC-1000MS」も提供されているほか、一般モデルについても、PCとUSB接続した場合に、そのPC上で動作するSkype for Businessとマイクミュート/スピーカーボリュームボタンなどの操作連動に対応している。

 今回はさらに、一般モデルが「Zoom Rooms」の認証を取得し、マイクミュートやスピーカーボリュームなどの操作連動が可能になった。加えて「Zoom Rooms」への音質チューニングも行われており、高品質な音声によるビデオ会議体験を提供できるとのこと。なお、マイクミュート連動は「Zoom Rooms」側のバージョンアップも必要になる。

 「Zoom Rooms」に対応するYVC-1000のファームウェアは、ヤマハ音環境製品サイトから無料でダウンロード可能だ。