メールやSMS送信などを容易に自動化、UiPathがSalesforce Marketing Cloudとの連携ソリューションを提供

　UiPath株式会社は9日、株式会社セールスフォース・ドットコムの「Salesforce Marketing Cloud」と他システムとの自動化を実現するソリューション「Connector for Salesforce Marketing Cloud」を提供開始したと発表した。

　Connector for Salesforce Marketing Cloudは、RPAソフトウェア「UiPath」と併用することで、社内の他システムとSalesforce Marketing Cloudを連携させるソリューション。マーケティング業務担当部署はこれを利用することで、Salesforce Marketing Cloud上からのメール送信、ショートメッセージ送信、顧客情報管理データの取得・更新といった作業を簡単に自動化できるという。

　また、APIによるデータ連携でブラウザを介さないため、正確かつ高速なデータ連携を実現するとのこと。さらに、Marketing CloudのUI変更などに左右されることもなく、自動化した作業を安定して実行し続けられるとした。

　なおConnector for Salesforce Marketing Cloudは、UiPathのマーケットプレイス「UiPath Go!」サイトのページから、追加費用なしでダウンロードできる。

　ファーストユーザーとしては、三井住友カード株式会社の顧客コミュニケーションサービスが同ソリューションを採用。短期間でのRPA化、およびロボットの安定稼働を実現したとのことだ。