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インヴェンティット、Windows10 PCの管理セキュリティ機能を強化したMDMサービス「mobiconnect」新版

 インヴェンティット株式会社は6日、モバイルデバイス管理(MDM)サービス「mobiconnect」において、Windows10 PCの管理セキュリティ機能を強化すると発表した。同日にリリースする新版「同 Ver.30.8」から利用できる。

 mobiconnectは、スマートフォンやタブレットなどの利用をコントロールできるMDMサービス。端末を使用するための設定やセキュリティポリシーの適用、端末利用状況の監視・見守り、アプリやコンテンツの配布などを一元的に行えるという。

 今回の新版では、Windows 10 PCでのセキュリティ機能を強化した。まず、無許可のSIM交換が行われた場合、自動で端末をロックする機能を搭載。ロック状態になるとキーボードの入力ができなくなり、端末のシャットダウンのみ可能な状態に切り替わる。ただし正しいSIMを挿し直すとロック状態が解除されるため、管理者に負担をかけずに運用できるとのこと。

 また、あらかじめ登録した任意のUSBデバイスのみ、接続を許可することが可能になった。従来の機能では、「全てのUSBデバイスを許可/許可しない」の2択だったが、アップデートにより、ホワイトリストにないUSBデバイスが使用された場合のみ、管理者に対して「USBデバイス制限違反」として通知するようになっている。

 これにより、自社管理配下のUSBデバイスを登録し、利便性を確保しつつ、私物のUSBメモリなど、セキュリティ上の脅威となり得る「管理者が意図しないデバイスの接続」を制限できるとした。