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DNP、“脅威インテリジェンス”活用スキルを習得する2つのトレーニングコースを提供

 大日本印刷株式会社(DNP)と、グループ会社の株式会社サイバーナレッジアカデミー(CKA)は4日、サイバー攻撃の予兆を事前に検知して防御するために必要な、“脅威インテリジェンス”の活用スキルを習得する2つのコース「サイバーインテリジェンスコース」「マルウェア解析コース」を新設すると発表した。

 DNPとCKAでは、サイバー攻撃関連のトレーニングコースとして、サイバー攻撃発生時の対処法を学ぶ体験型実践演習「サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース(CIRMコース)」や、顧客の要望に応じてカスタマイズしたコースを提供してきた。

 今回はさらに、「演習で使う専門スキル等を掘り下げたい」「“脅威インテリジェンス”を活用する手法の知識・スキルを習得したい」といった受講者からの要望を受け、2つのスキルアップコースを開講するという。

 このうちサイバーインテリジェントコースでは、イスラエルIAI(イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ)の訓練システム「TAME Range」環境を活用し、サイバーインテリジェンスにかかわるさまざまな知識やスキルを習得できる、体験学習と座学を組み合わせたコース。受講者として、情報セキュリティ部門の情報収集担当者を想定した2日間コースとなっており、受講料は1人あたり17万円(税別)。

 一方のマルウェア解析コースは、表層解析、動的解析、静的解析などのマルウェア解析手法を習得できる、体験学習中心のコースとなっている。期間は3日間で、情報セキュリティ部門、あるいはインシデント発生時の初動対応員(ファストレスポンダー)を対象として想定している。受講料は1人あたり24万円(税別)。