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コムスクエア、Azure監視機能を追加した統合監視ソフト「パトロールクラリス」最新版

 株式会社コムスクエアは3日、サーバー・ネットワーク機器の統合監視ソフトウェア「パトロールクラリス(PATROLCLARICE)」の最新版となる「パトロールクラリス Ver.3.14」の販売を開始した。アップデータ版の提供は12月23日の予定。

 最新版では、クラウド監視機能として「Azure監視」を追加。これにより、Amazon Web Services(AWS)とMicosoft Azureの監視運用の効率化を可能にする。

 Azure監視では、Azureモニターから各種サービスのメトリックの監視や、Azure Log Analyticsから取得したログの監視が行える。モニタリングの結果は5年間保持され、Azureの各種サービスの監視を一元化できるとともに、Azure Log Analyticsのログ監視設定を容易にする。

 また、最新版ではパトロールクラリスを商用監視サービスのプラットフォームとして利用する事業者からの要望を反映し、監視対象のIPアドレス重複への対応(マルチIPアドレス対応)を実現した。これまでは、監視対象を登録する際に、NATなどでIPアドレスを変換して一意にする必要があったが、監視エンジン(コントロールIP)を分割することにより、重複した監視対象のIPアドレスの登録が可能となった。