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CrowdStrike、AWSのワークロードを保護する「CrowdStrike Amazon Web Services」を発表

 米CrowdStrikeは5日、クラウドワークロードのセキュリティを強化する「Falcon for Amazon Web Services(AWS)」を発表した。

 CrowdStrike Falcon for AWSは、AWSのワークロードに対する高度な攻撃を防ぐために必要な、可視化と保護をセキュリティチームに提供するサービス。コンテナに対するセキュリティを提供し、ノード上で実行される単一エージェントがインスタンス自身を保護するとともに、その上で実行されているコンテナも保護することで、包括的な保護とコストの大幅な効率化を可能にする。

 Amazon EC2インスタンスと、ホストするコンテナの保護を拡張しており、顧客管理のコンテナ環境や、Amazon Elastic Container Service(Amazon ECS)、Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)上で稼働するコンテナも含み、高度な攻撃まで防御する。

 顧客は、大規模なワークロードのスムーズな展開と監視が可能となり、セキュリティチームに可視化と保護を提供しながら、DevOpsチームのスムーズな業務継続を可能にする。可視化については、Amazon EC2インスタンス、Amazon ECS、Amazon EKSのコンテナや、WindowsとLinux(Amazon Linuxを含む)を実行するワークロードも含まれる。

 軽量のエージェントのため、実行時のパフォーマンスにほとんど影響を与えず、再起動やスキャンストーム、パフォーマンスに影響を与えるシグネチャーアップデートの必要もなく、Amazon Machine Image(AMI)の一環として事前に設定できる。

 また、CrowdStrike Falcon for AWSはAWS Marketplaceで提供されるため、顧客は従量課金モデルで簡単に購入および展開でき、ワークロードの増減に応じて費用を最適化できる。