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中央システム、顧客データのホワイトスペースを分析するサービス「WS-Analyzer」

 中央システム株式会社は11日、顧客データのホワイトスペースを分析する「WS-Analyzer」を発表した。セールスフォース・ドットコムのマーケットプレイス「AppExchange」上で提供開始する。

 WS-Analyzerは、セールスフォース・ドットコムのBIソフトウェア「Einstein Analytics」を利用し、顧客データのホワイトスペースを可視化するサービス。ユーザー企業がSalesforce Platform上に保有している顧客データと、株式会社ランドスケイプが持つ企業データベース「LBC」を連携させて実現しているという。

 利用にあたっては、地域軸、業種軸、企業規模(売上高/従業員数)などの分析テンプレートを標準で用意しており、ユーザーは簡単なマウス操作により、複数の切り口でホワイトスペースの分析を行えるとのこと。これによって、優先的にアプローチすべき地域や業種などが判明するため、中央システムでは、営業戦略にのっとった「LBC」データの購入が可能になるとアピールしている。

 料金は組織単位のライセンスとなり、初期導入(環境構築)費用がSalesforceの1組織あたり10万円、月額費用がSalesforceの1組織あたり月額3万円。このほか、Enterprise Edition以上のSalesforceライセンスと、Einstein Analyticsライセンスが必要となる。

 なお、ホワイトスペースを分析するための標準テンプレートは、ユーザーからの意見や要望を基に、継続的に改良する予定。