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TIS、「VMware Cloud on AWS」の導入・運用支援サービスに新たなメニューを追加

 TIS株式会社は8日、ヴイエムウェア株式会社が提供するクラウドプラットフォーム「VMware Cloud on AWS」の導入・運用支援サービスを拡充し、新たなメニューを追加した。

 VMware Cloud on AWSは、VMwareのSoftware-Defined Data Center(SDDC)ソフトウェアをAmazon Web Services(AWS)環境上に構築するクラウドサービス。TISでは、ハイブリッドなクラウド環境に対して包括的な運用を提供する「エンタープライズ・クラウド運用サービス」を展開していおり、その対応プラットフォームの一つとしてVMware Cloud on AWSを日本でのサービス開始時点から提供してきたが、今回その関連サービスとしてオプションメニューを追加した。

 追加したオプションメニューは、ネットワーク設計のTISベストプラクティスを提供する「ネットワークパック」、事前検証の計画・実施を総合的に支援する「PoCパック」、VDI(仮想デスクトップ基盤)としての利用を支援する「VDI導入・運用サービス」の3種類。

 ネットワークパックは、TIS推奨の回線/通信機器を含むネットワーク設計のベストプラクティスを提供する。ユーザー企業内部のネットワーク部門や外部の通信キャリア・データセンター事業者との折衝も含め、TISのエンジニアがトータル支援を行い、基盤担当者の負担を軽減する。

 PoCパックは、3パターンのPoC(Proof of Concept)プランをもとに、TISのエンジニアが企業のPoC実施を支援する。オンプレミスとの連携方式、バックアップ、セキュリティなどの項目を、個社別の環境、検証目的に合わせた最適な検証プランとして提案する。

 VDI導入・運用サービスは、VMware Cloud on AWS環境上に、アプリケーションやデータをサーバー上に集約して処理を行うVDI(仮想デスクトップ基盤)を構築する「Horizon on VMware Cloud on AWS」の導入・運用を支援する。TISのVDI構築・運用の実績で培ったノウハウをメニュー化し、オンデマンドで安定した運用を提供する。