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NECネッツエスアイ、セミナーやカンファレンスをより効果的に行うソリューション「slido」を販売開始

 NECネッツエスアイ株式会社は7日、デジタルトランスフォーメーション事業ブランド「Symphonict」のソリューションサービスとして、登壇者と参加者の双方向コミュニケーションを実現し、セミナーやカンファレンスをより効果的にするソリューション「slido(スライド)」の販売を開始した。

 slidoは、セミナーやシンポジウム、カンファレンス、各種研修会/勉強会などのライブイベントにおいて、参加者からの投票・アンケートをリアルタイムに受け付け、集計した情報を投影/共有できる機能などを備えるソリューション。

 参加者は専用アプリが不要でブラウザーから参加できるため、登壇者への質問や意見、アンケートなどの回答を、自身のPCやスマートフォン経由で簡単に送ることができる。その場で応えたリアクションをスクリーンなどでタイムリーに確認・共有することで、ライブイベントを全員が参加し、理解を深める「共創」と「イノベーション」を起こす場に変革するとしている。

 また、社内会議での利用においても、テレビ会議ツールの「Zoom」などを用いて、外出先や各拠点、テレワーク先から会議に参加し、さまざまな意見や要望の収集が可能。匿名投稿も可能なため、活発な発言やブレインストーミングがより効果的になり、会議の質を向上させられるとしている。

 NECネッツエスアイでは、slidoをZoomなどのクラウドサービスと円滑に連携させ、ライブイベントの幅を広げると説明。加えて、セットアップ、操作説明や情報分析支援、日本語でのサポートを行い、顧客がslidoを活用したセミナーの実施をトータルでコーディネートするとしている。

 slidoの参考価格は、企業向け年間ライセンスが13万5000円(税別)から。NECネッツエスアイは、slido関連のソリューションで2022年度までに累計売上2億円を目指す。