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NTTコムウェア、企業の新ビジネス立上げを支援するクラウド型のフルフィルメントサービスを提供開始

 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)は5日、企業が新たなビジネスを展開する際などに必要となる、申し込みからサービス提供開始までのフルフィルメントに関わる一連の機能をクラウド上で提供するサービスを販売開始した。

 サービスはサービス管理、顧客管理、オーダー受付・管理などのフルフィルメントに関わる一連の機能をクラウド型で提供する。これにより、企業は自前でシステムを用意する必要がなくなり、短期間、低コストでのビジネス立ち上げが可能となる。

 また、商品・サービスを販売する売り切り型のビジネスに対応するとともに、サブスクリプションビジネスにも対応し、NTTコムウェアのサブスクリプションビジネスを支援する料金請求プラットフォーム「Smart Billing」との連携が可能。組み合わせて利用することで、さらに料金請求、回収を含めた一連の業務を実施できる。

 B2B2Xモデルなどの、新たなビジネスモデルにも対応。B2B2Xモデルのビジネスを展開する協業パートナーとサービス提供者との間と、サービス提供者と顧客との間に生じるフルフィルメントに関する業務プロセスの管理の双方について、一連の取引を一元管理できる。これにより、企業はB2B2Xモデルのビジネスやマーケットプレイスを容易かつ柔軟に開始できる。

 APIの提供も行い、企業は提供されるAPIを活用することで、自社のCRMやERPなどの既存システムや、他のクラウドサービスとの連携を柔軟に実現できる。

 NTTコムウェアでは、サービスをNTTグループ内から展開し、一般の企業にも提供範囲を拡大し、2025年には年間売上規模10億円を目標に取り組むとしている。