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IIJ、Webサイトに必要な要素を総合的に提供する「IIJコンテンツマネージメントソリューション」

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は16日、コンテンツのデザインから制作、システム構築・運用まで、Webサイトに必要な要素を総合的に提供する「IIJコンテンツマネージメントソリューション」を発表した。価格は要件に応じた個別見積もりで、販売は同日より開始する。

 「IIJコンテンツマネージメントソリューション」は、Webサイトに必要なあらゆることをワンストップで提供するサービス。Webデザインやサイト設計、業務形態に応じたCMS(コンテンツ管理システム)の選定、実装など、Webサイトを制作する際に必要となる要素を総合的に提供でき、業務に応じて制作会社やベンダーを分ける必要がないため、Webサイトの迅速な立ち上げを行える点がメリットという。また運用も含めて包括的にサポートするので、ユーザー企業の業務負荷を大幅に軽減するとした。

 Webコンテンツについては、アクセシビリティやユーザビリティに考慮した、アクセスしやすく見やすいWebサイトを設計・制作可能。さらに、さまざまな企業や官公庁のWebサイトを制作してきた実績から蓄積したノウハウにより、欧州のGDPRやCookie法(eプライバシー指令)をはじめ、各国の個人データ保護法への対応もサポートするなど、国際基準に則したWebサイトを制作できるとのこと。

 システム基盤としては、IIJのクラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)など、ユーザー企業の要望に応じたクラウド環境を利用でき、Webサイトを防御するための「Webセキュリティプラットフォーム」と組み合わせれば、セキュリティおよびガバナンスの確保も実現できるとしている。

 IIJでは、このように、デザインやコンテンツ制作に加えてインフラ構築、セキュリティ確保までをトータルで支援できるため、例えば障害時には切り分けや復旧が迅速に行えるなど、安心安全なWebサイトの構築から、Webサイトの安定稼働までをサポートできるとアピールした。