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MCデジタル・リアルティ、千葉県印西市にデータセンター用地を追加取得

120メガワットのコネクテッド・キャンパスを開設予定

 米Digital Realty(以下、デジタル・リアルティ)は9月30日、千葉県印西市にデータセンター用地を追加で取得する契約を締結したと発表した。三菱商事とデジタル・リアルティの合弁会社であるMCデジタル・リアルティが、2020年2月までに用地取得に関する手続きを完了する予定。

 取得する用地は、MCデジタル・リアルティが印西市に建設する東京第二データセンター(NRT10、38メガワット)の近隣となる用地。MCデジタル・リアルティの印西における「Tokyo Connected Campus @ Inzai」の開発ロードマップの一環として、新たに取得した用地にはまずNRT11(36メガワット)の開発が計画され、続いてNRT12(30メガワット)、NRT13(18メガワット)の2つのデータセンターが開発可能としている。

 これにより、将来的には、両区画を合わせて1つのコネクテッド・キャンパスを構築し、120メガワットを超えるIT電力容量を国内外の顧客に提供する見込みと説明。大手グローバルクラウドプロバイダーや金融機関がデータセンターを構える、日本で最もデータセンターが集積する地域の1つである印西データセンタークラスターにおいて、より強固で安定した電力・通信インフラを供給する重要な拠点になるとしている。