サイオステクノロジー、複合機を用いた紙文書電子化ソフトウェアのUIを改善　クラウドストレージとの連携も

　サイオステクノロジー株式会社は25日、複合機向けサイオスの複合機向けアプリケーションソフトウェア「Quickスキャン」の新版「同 V5」を9月30日より提供開始すると発表した。販売パートナーである株式会社大塚商会を通じて提供する。

　Quickスキャンは、複合機のスキャナ機能を利用し、紙文書を電子化するアプリケーション。紙文書を複合機へセットし、保存先フォルダを指定してスキャンするだけの簡単操作で紙書類の電子化を行えるため、契約書や図面、注文書など、定型業務で発生する紙文書の電子化を手軽に実現できる点が特徴という。

　新版では、現行製品である「Quickスキャン V4」の画面デザイン、特にフォントサイズやアイコンの配置を改良。シンプルに整理された画面へ刷新することによって、さらに直感的な操作が可能となり、作業時間の短縮に貢献するとのこと。

スキャントップ画面イメージ

確認画面イメージ

　また、クラウドストレージサービスとの連携が強化され、Dropbox、Box、Google Driveの共有ドライブへの保存が可能になったほか、ストレージにある文書を複合機から印刷できるようになった。

　Quickスキャン V5の価格は7万円（税別）。設定指導料・保守料が別途必要となる。