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NRIセキュア、ID・アクセス管理ソリューション「Uni-ID Libra」の新バージョンを発売
GDPRが求める個人の権利保護に対応
2019年9月19日 15:24
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は19日、消費者を対象としたウェブサービスを提供する企業向けのID・アクセス管理ソリューション「Uni-ID Libra」の新バージョン(2.2)を販売開始した。
Uni-ID Libraは、事業者が管理している顧客IDの統合や、多要素認証、APIによる連携、プライバシー保護などを実現できる点を特徴とする、消費者向けサービス事業者向けのIDアクセス管理ソリューション。
新バージョンでは、GDPR(EU一般データ保護規則)で求められる「個人の権利保護の強化」に対応した。GDPRでは、個人情報の処理に関して、データ主体(本人)からの明確な同意の取得のほか、データの消去や取り扱いを制限するなどの権利を本人が行使できる仕組みづくりが事業者に求められている。これを踏まえて、新バージョンでは「同意管理機能」「アクセスとポータビリティ機能」「データの消去/取扱制限機能」「データの暗号化/仮名化機能」の4機能を強化した。
また、ウェブブラウザー利用時のパスワードレス認証に対応。製品の認証サーバーがパスワードレス認証規格の「FIDO2」と「U2F」に対応したことで、利用者がウェブブラウザー経由でアクセスした際に、生体情報を用いることによって、パスワードなしでログインできるようになった。
このほか、認証プロトコル「SAML(Security Assertion Markup Language)」や、パスワードを使用しない認証手段としてチャットツールなどで利用が広がっている「マジックリンク」によるログインへの対応を行っている。