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ウェブテクノロジ、画像軽量化ソリューション「SmartJPEG」のSaaS版を提供

CDNと連携して画像を動的に変換

 株式会社ウェブテクノロジは10日、画像の画質を落とさずにファイル容量を軽量化する「SmartJPEGシリーズ」において、SaaS型の「SmartJPEG Cloud」を提供開始したと発表した。

 SmartJPEGシリーズは、人間の目で見た際の画質を落とさずに、画像のファイルサイズを軽量化するソリューション。各画像の性質を独自のアルゴリズムを用いて判断し、それぞれの画像にもっとも適した軽量化処理を行う仕組みにより、一般的な画像であれば元画像の半分から1/3程度まで軽量化できるという。

 今回提供するSmartJPEG Cloudは、サーバーへのインストールを必要とせず、CDNと連携してSaaS形態で利用できる画像ファイル軽量化サービス。変換元の画像を1枚用意すれば、画像サイズやフォーマットなどを動的に変換し、サイト訪問者の閲覧環境に合わせた画像を出力するので、スマートフォン用に画像を出し分けることもできるとした。

 ウェブテクノロジでは、画像ファイルサイズの軽量化は、CDNの利用量削減による運用コストの削減と、ページ表示速度向上によるUXの向上、およびサイト訪問者のデータ通信量の削減につながるとアピールしている。

 なおSmartJPEG Cloudは、玩具とベビー用品の総合専門店、日本トイザらス株式会社のオンラインストアに導入されているとのことだ。