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富士通エフサス、自治体向けに「kintone」の導入支援サービスを提供

 株式会社富士通エフサスは5日、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」の導入支援サービスを提供すると発表した。

 kintoneは、プログラミングの知識がなくても簡単に業務アプリの作成や修正を行えるクラウドサービス。従来パッケージと比べて柔軟かつ迅速な対応が可能なほか、専用サービスを利用することにより、LGWAN環境から利用することもできる。

 富士通エフサスでは、サイボウズのオフィシャルSIパートナーとして、同社製品を活用したシステム構築や連携プログラムの開発を手掛けてきた実績を持つとのことで、今回はその構築ノウハウを活用し、kintoneの導入を支援する自治体向けサービスを提供するという。

 具体的には、対象業務の選定から、アプリケーションの作成、検証・評価、操作方法の教育、QA対応までをトータルに支援するほか、法改正や環境変化にあわせてユーザー自身で機能追加や修正が行えるよう、運用面での支援も行えるとした。

 加えて、同社の導入ノウハウをもとに、独自に開発したプラグインやポータル画面を活用することによって、より操作性の高いシステムへとカスタマイズすることも可能。さらに、LGWAN内でのkintone活用を検討している自治体には、閉域網での構築経験をもとにした導入支援も行えるとのことだ。