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NTTテクノクロス、特権ID管理ツールと連携してRPAなど自動化ツール利用時の統制を強化する「ACTCenter Secure Automation」
2019年9月3日 09:00
NTTテクノクロス株式会社は2日、特権ID管理ツールと連携することで、IT運用のさまざまな操作を安全に自動化・見える化する操作自動化ソリューション「ACTCenter Secure Automation(以下、ACTCenter SA)」を、10月1日から販売すると発表した。
NTTテクノクロスでは、IT統制対策として特権ID管理ソリューションを提供してきたノウハウを生かし、既製のRPAなどの自動化ツールへパスワードを安全に払い出し、最適な組み合わせによる運用業務の効率化と統制を強化する操作自動化ソリューションとして、ACTCenter SAを新たに提供する。
ACTCenter SAでは、NTTテクノクロスの特権ID管理ツール「CSLGuard」「ACTCenter」と連携し、自動化ツールへ安全にパスワードを貸与。また、業務担当者と自動化ツールのログインを区別できるため、自動化ツールが正当に使用されたか容易に点検できる。
RPAなどの自動化ツールを組み合わせた自動操作シナリオは、ワークフローシステムでの起案、承認後に実行できる。これまで、承認に基づいて人手で行ってきた日々のIT運用作業と同様に、自動化ツールの利用も承認に基づいて実行することで統制でき、IT運用への自動化適用範囲が広がる。
さらに、操作自動化による運用状況をリアルタイムで可視化するインフォメーションボードを提供。運用管理者は、一元化された運用状況を迅速に把握でき、必要に応じた指示や、過去の運用状況の分析が行える。
ACTCenter SAの価格は、年間サブスクリプションで150万円(税別)から。