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RPAで帳票入力業務などの自動化を実現、ユニアデックスが新ソリューションを提供

 ユニアデックス株式会社は20日、AI-OCRとRPAを連携させて帳票業務の自動化を実現する「帳票自動入力ソリューション」を、同日より提供開始すると発表した。

 「帳票自動入力ソリューション」は、AI-OCR技術によって帳票をデータ化し、RPAと連携した自動処理までを提供するソリューション。まず、帳票をスキャンしてPDFデータ(画像データ)を取り込み、自動的に文字データを解析・抽出する。そして、抽出後のデータをRPAと連携させることで、注文書・納品書などの指定文書の自動作成、その他業務システムへの自動入力などを可能にするという。

 また、ユニアデックスが開発した独自のWeb UIを通じて、Web上での帳票抽出からデータ確認、各種自動入力までをワンストップで対応可能な点も特徴。データ化する紙書類のフォーマットは問わず、フォーマットの特徴や抽出個所をAIが学習することで、さまざまなフォーマットのデータ抽出を行えるとしている。

 価格例は、月1000枚の帳票処理で年間300万円(税別)から。RPA製品としては、UiPath社の「UiPath」を利用している。

 なおユニアデックスでは、同社の実績として、手入力の作業と比べて約40%の時間短縮を実現できたという同社の実績を紹介するとともに、手入力の作業に比べ、転記ミスが大幅に減少する効果もあると説明している。