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JALがバーチャルアシスタント「マカナちゃん」を強化、RPA技術を活用して“お得なハワイ旅行”を提案

 日本航空株式会社(以下、JAL)は25日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)、UiPath株式会社、Glossom株式会社の協力により、チャット形式の自然な対話でハワイの情報を回答するバーチャルアシスタント「マカナちゃん」を強化し、新機能を提供開始すると発表した。RPAを活用し、ハワイにお得に行ける商品・時期をタイムリーに提案するという。

 JALでは、チャット形式で相談に回答するバーチャルアシスタント「マカナちゃん」を提供している。このサービスでは、「IBM Watson」の自然言語の分類と対話技術を使って大量の情報を学習し、適切な回答を導きだしており、2018年12月には、ユーザーの質問に対して最も関連すると判断した情報を「マカナちゃん」が提案するようになるなど、機能強化をたびたび実施してきた。

 今回の強化ではさらに、ハワイの航空券、海外ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)、ジャルパックのツアー商品において、“いつ行くとお得か”という情報を最大3カ月先までカレンダーで表示し、比較できるようにした。

 同機能の提供にあたっては、UiPathのRPAソフトウェア「UiPath」を活用し、それぞれの旅行商品における最安値情報を定期的に検索して同サイト上に表示させることで、旅行時期だけでなく、旅行形態もあわせて比較検討できるようになったという。

 なお今回の強化は、日本IBMのAIを活用した自動化ソリューションの知見を生かし、Glossomのアプリ開発協力のもとで実現されたとのことだ。

RPAロボットを活用した情報表示の仕組み