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国内ハイパーコンバージドシステム市場は今後も成長続く、2023年には700億円超へ
2019年7月8日 15:38
IDC Japan株式会社は8日、国内ハイパーコンバージドシステムの市場予測を発表した。それによると、2018年の同市場の支出額は前年比93.9％増の305億2000万円と急成長が続いており、2018年は年間を通じて大手企業への普及が加速。幅広い産業分野において導入が拡大したという。
2018年～2023年の年間平均成長率（CAGR）は18.1％で、2023年には支出額が700億7800万円まで拡大すると予測されている。
IDC Japanでは、VDI（仮想デスクトップ）に加えてサーバー仮想化環境向けのITインフラの選定において、ハイパーコンバージドシステムシステムは標準的な選択肢に位置づけられていると指摘した。
また短期的には、仮想化環境の課題を解決するインフラとして普及が進むと見ているとのこと。一方で中長期的には、デジタルトランスフォーメーション（DX）によって創出される次世代ワークロードへの対応やDXに対応するITインフラとして、また、俊敏性や柔軟性を向上し、マルチクラウド環境でのITインフラ管理を統合するハイブリッドクラウドを実現するソリューションとしても普及が拡大する見込みとした。
